豆知識<健康>

散歩の効用

秋からがおいしいサバ


笑う門には福来たる」
  の医学的な意味

免疫力強化に
 「きのこ」

滋養たっぷり
  旬の牡蠣(かき)

薬を服用する時の注意 
 食品との食べ合わせ

防衛体力」を高めよう

頭皮の元気を取り戻そう

健康ブームでますます人気が高まる「ゴマ」のパワー

ココアでホッと一息

花粉シーズンが
  やってきた!



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薬を服用するときの注意・食品との食べ合わせ
 仕事の疲れや寒さなどが重なって体が不調になりやすく、薬のお世話になり
やすい時期になった。普段何気なく服用している薬が、食事の内容で、効果に
影響が出てしまう場合があるという。今回は薬を服用するときの注意や、避け
たい食品との食べ合わせ・飲み合わせを紹介したい。

 まず最初に、薬の服用の注意。
 カプセル剤と錠剤は苦味を消すだけでなく、胃で溶ける・腸で溶けるなどの
効果を狙っているので、噛み砕いたり中身を出して飲まないよう。また、服用
時には多めの水か白湯で飲むのがもっとも効果的だ。とくにゼラチンでできて
いるカプセルを何も飲まずに服用すると、食道壁にカプセルが張り付いてしま
うこともあるので注意されたい。

 薬と食品の相互作用が出るおそれがあるものとして下記がある。
・チーズとワイン⇒ フェニルプロパノールアミンの鼻炎薬や風邪薬で動悸、
 頭痛、血圧上昇などが現われることがある。
・コーヒーなどのカフェイン⇒ テオフィリン系気管支拡張薬で、頭痛や不眠
 になることがある。
・グレープフルーツ⇒ カルシウム拮抗薬の降圧剤(血圧を下げる薬)が効き
 すぎ、血圧が下がり過ぎることがある。
・キャベツ⇒ 甲状腺ホルモン製剤の効き目を落とすことがある。
・納豆⇒ ワルファリンカリウムの血栓予防薬の効き目を落とすことがある。
・セントジョーンズワートを含む健康食品⇒ 経口避妊剤の作用を弱めること
 がある

 薬は体の機能を高めて病気を治し、健康を維持するために必要なものだが、
副作用が出ることもある。市販薬などは気軽に飲んでしまうが、服用前にしっ
かりと説明書を読むことが大切だ。今年もあと20日足らず、元気で師走を乗り
切りたいものだ。