豆知識<健康>

ちょっとの意識ででき
  るストレス解消法


肝臓を悪くせずにお酒
  を嗜むには


唾液パワー

秋の愉しみ松茸は
  やんごとなきもの

横眠りでイビキ解消

健康と美肌に効果!
  酒粕が店頭に並ぶ季節

備蓄過労を防ぐ方法

味覚障害は亜鉛不足が
  原因

秋の食卓に、中高年の
 
健康維持に最適なサトイモを

大根は葉も皮も食べたほ
 
うが体にいい

 

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唾液パワー

 唾液はたくさんの役割を果たしている。

1.食物を溶かし、かみ砕いた食べ物をうまく飲み込めるようにする。
2.口の中を湿らせ、舌の動きや粘膜の動きを滑らかにする。
3.食物を溶かして味蕾(みらい=味覚を感じる細胞)に運び、味を感じさせ 
  る。
4.口の中を中性に保つ(虫歯になりにくくする)。
5.食欲を増進する、などが上げられる。

 そして、今回焦点をあてるのは「6.口臭防止効果」だ。

 口臭の原因は主に食べカス。食後に口の中に残った食べカスは、細菌や微生
物によって腐敗発酵を起こし、アンモニアガスなどの匂いを発生させる。唾液
は、口臭の原因となる物質を薄めると同時に、口の中を洗浄して原因物質を取
り除いてくれる。また、口の中が乾き気味になると、匂いが強くなるので、口
の中をつねに湿らせてくれる唾液の分泌は、口臭防止には欠かせない。

 唾液が作られるところは、唾液腺(だえきせん)。口の中に入った食物など
から舌の粘膜が刺激を受けると、それが脳へと伝達され、唾液が分泌される。
正常な人の1日あたりの唾液分泌総量は約1.5リットル。ものを良くかむと、唾
液の分泌量は増える。

 しかし、唾液の分泌が減ってしまうことがある。病気や服薬時だけでなく、
疲労やストレスがたまったり緊張状態が続いているときだ。唾液は口の中の病
原菌を殺菌して、体内への進入を防ぐ働きをしてくれる。疲労がたまり、唾液
の分泌が減ったときには、病原菌に感染しやすくなるので注意が必要。体内の
水分が欠乏すると分泌が減るので、日常的に水分補給を忘れないようにしたい。