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●豆知識<健康> ・ 紀元前からあった 「にんにく健康法」
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■ 慢性頭痛の対処法 最近、頭痛に悩む人が増えており、大人の4人に1人が頭痛もちだといわれ ている。激しい痛みではなくとも繰り返し起こる頭痛は厄介なものだ。今度は いつ起こるかと考えるだけで気が重くなってしまう。今回はほかの病気と関係 なく起こる「慢性頭痛」を3つのタイプに分けて、その予防法などを紹介した い。 ◆緊張型頭痛 「ストレス頭痛」とも呼ばれ、頭全体がじわっと締め付けられるように痛む。 日本人にもっとも多いタイプで、最大の要因は筋肉の緊張だ。パソコンに長時 間向かっている人、噛みあわせが悪い人や肩こりの人などがなりやすい。また 対人関係のトラブルや不安も原因となる。予防法は日常的に軽いストレッチを したり、週末に運動するなど、ストレスをためないこと。頭が痛いときには蒸 しタオルで首筋を暖めると血管の緊張がとけて楽になることがある。 ◆片頭痛 頭の片側に起こるズキズキとした強い痛み。吐き気や嘔吐を伴うことがある。 女性に多く、週末など緊張が解けたときに起こりやすい。数時間から3日ほど 続き自然に治まる。おもな原因は(1)食事や睡眠をきちんと取らない、(2)(逆 に)睡眠の取り過ぎ、(3)チーズやチョコレート、ワインを摂る、など。こめか みや目を冷やしたり、暗い場所で横になると、痛みが和らぐことがある。 ◆群発頭痛 年に1回1カ月ほど継続して、毎日一定の時刻に約1〜2時間、片目の奥あ たりが激しく痛む。20〜30代の男性に多く、飲酒で誘発されることが多い。睡 眠中に起こりやすく、目の充血や鼻づまりなど目鼻の症状を伴うことがある。 頭痛の前兆を感じるときには深呼吸を繰り返して酸素を体に十分とりこむと良 い。また、頭痛の起こっている時期は禁酒が肝心だ。 慢性化した頭痛は市販の鎮痛剤でやり過ごしがちだが、それは危険な対処法 のようだ。常用すると、脳の痛み調節系がさぼりだして頭痛がひどくなる場合 があるからだ(薬剤誘発性頭痛)。日常的に痛みが起こらない生活を心がける ことが大切だが、強い痛みを抑えたいときにはかかりつけ医などに相談して症 状や体質に合う薬を処方してもらおう。 [関連ページ] ●頭痛専科 http://www.aki-net.co.jp/senka/zutsu-index.htm |
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