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”体からのシグナル”オナ  
 ラとうまく付き合おう

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生活習慣病の予防に
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“体からのシグナル”オナラとうまく付き合おう
 オナラは誰にでもある生理現象。「屁とも思わぬ」などと価値のないものの
たとえに使われるが、においや回数でおなかの状態がチェックできる“体から
のシグナル”である。
 実はオナラには正式の医学用語さえなく、1日の放屁量も平均500ミリリッ
トルとも1リットルともいわれ、よくわかっていないのが現状だという。とは
いっても、オナラの量や質が食事の内容や体調で変化するのは確かだ。

 大まかにいうと、オナラのもとは、(1)食事のときに飲み込んだ空気と、
(2)腸内で細菌が食べ物を分解するときに出るガスの2種類。(1)は無臭だ
が、(2)にはにおいがある。あのにおいの原因は、肉や卵黄など硫黄を含むタ
ンパク質の食品。大腸で分解されるときに硫化水素、インドール、スカトール
などの強いにおいを発するガスが出るからだ。一方、野菜などに含まれる繊維
質は大腸で分解されてもメタンガスや炭酸ガスしか出さないので、におわない。

 通常、オナラは緊張が緩んだときに出やすいようだ。逆に、最近増えている
“大人のストレス病”過敏性腸症候群の場合は、緊張や不安、ストレス状態の
ときにオナラが出やすくなる。また、中高年になると肛門を締める括約筋が弱
って我慢できにくくなる。
 オナラが気になる人は食事中に空気をのみ込まないように、ゆっくりとよく
噛んで食べるように心がけよう。肉類を減らし、腸内に食べ物が滞留しないよ
うに消化が良いものを食べること、腸管の動きがスムーズになるように生活リ
ズムを整えること、腸内に善玉菌を殖やすヨーグルトを食べることも効果的だ。
食物繊維はオナラのもとにはなるが、腸内を掃除して「良いオナラ」を作るの
で、休日前や休日にはたっぷりと取ろう。

 「出物腫れ物所嫌わず」といわれるが、人前でオナラをするのはやはり恥ず
かしい。しかし、我慢のしすぎは、おなかが張ったり自律神経を乱すなど害が
あるので、ほどほどに。
参考:口から出るおなら?
http://www.gomiclinic.com/oldlog/lg0345.ht