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●豆知識<健康> ・血圧抑制にオレンジ ジュース ・口内炎は一息つきたい体 のサイン ・味噌汁は朝の毒消し ・摘み菜といえばヨモギ ・ピロリ菌退治に「フコ イダン」 ・新タマネギは旬だけの 味わい
・土の香りを運ぶ新ゴボウ
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■“体からのシグナル”オナラとうまく付き合おう オナラは誰にでもある生理現象。「屁とも思わぬ」などと価値のないものの たとえに使われるが、においや回数でおなかの状態がチェックできる“体から のシグナル”である。 実はオナラには正式の医学用語さえなく、1日の放屁量も平均500ミリリッ トルとも1リットルともいわれ、よくわかっていないのが現状だという。とは いっても、オナラの量や質が食事の内容や体調で変化するのは確かだ。 大まかにいうと、オナラのもとは、(1)食事のときに飲み込んだ空気と、 (2)腸内で細菌が食べ物を分解するときに出るガスの2種類。(1)は無臭だ が、(2)にはにおいがある。あのにおいの原因は、肉や卵黄など硫黄を含むタ ンパク質の食品。大腸で分解されるときに硫化水素、インドール、スカトール などの強いにおいを発するガスが出るからだ。一方、野菜などに含まれる繊維 質は大腸で分解されてもメタンガスや炭酸ガスしか出さないので、におわない。 通常、オナラは緊張が緩んだときに出やすいようだ。逆に、最近増えている “大人のストレス病”過敏性腸症候群の場合は、緊張や不安、ストレス状態の ときにオナラが出やすくなる。また、中高年になると肛門を締める括約筋が弱 って我慢できにくくなる。 オナラが気になる人は食事中に空気をのみ込まないように、ゆっくりとよく 噛んで食べるように心がけよう。肉類を減らし、腸内に食べ物が滞留しないよ うに消化が良いものを食べること、腸管の動きがスムーズになるように生活リ ズムを整えること、腸内に善玉菌を殖やすヨーグルトを食べることも効果的だ。 食物繊維はオナラのもとにはなるが、腸内を掃除して「良いオナラ」を作るの で、休日前や休日にはたっぷりと取ろう。 「出物腫れ物所嫌わず」といわれるが、人前でオナラをするのはやはり恥ず かしい。しかし、我慢のしすぎは、おなかが張ったり自律神経を乱すなど害が あるので、ほどほどに。 参考:口から出るおなら? http://www.gomiclinic.com/oldlog/lg0345.ht
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