豆知識<健康>

血圧抑制にオレンジ
 ジュース


口内炎は一息つきたい体
  のサイン

味噌汁は朝の毒消し

摘み菜といえばヨモギ

ピロリ菌退治に「フコ
  イダン」

新タマネギは旬だけの
 
味わい

”体からのシグナル”オナ  
 ラとうまく付き合おう

土の香りを運ぶ新ゴボウ

パソコン作業による精神的・身体的疲労「テクノストレス」撃退法

生活習慣病の予防に
  らっきょう


ミラクルパワー!
 
納豆の実力

ひきしまった体づくり
  に「水中ウォーキング」


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口内炎は一息つきたい体のサイン
食べ物がしみてつらい口内炎の代表は、口の中の粘膜に白い円形の潰瘍(ア
フタ)ができるアフタ症口内炎。はっきりとした原因はまだわかっていないが、
風邪をひいたあとや疲労で体力が落ちているときに罹りやすい病気で、入れ歯
や歯にかぶせたものが当たる・自分で粘膜を噛んでしまうなどの物理的な刺激、
細菌やウイルスの感染、ビタミンB2・B6の不足、心身の疲労などが引き金にな
るようだ。1〜2週間で治るとはいえ、口内炎が繰り返しできるのが悩みの種
という人も少なくない。

 さて、口内炎の一般的な予防法は口の中を清潔に保つことだ。歯磨きはもち
ろん、ウイルスや細菌の感染予防にはうがい薬も有効。風邪予防用のうがい薬
でも構わない。精神的な安定をもたらす規則正しい生活で、疲労をためないこ
とも大切だろう。また、日頃からバランスの取れた食生活をし、とくに皮膚や
粘膜の働きを正常にするビタミンB2・B6の摂取を心がけよう。この栄養素は
肉体疲労や神経の疲れでも消耗するので、仕事が忙しい時期にはうまく補給し
たいものだ。

 口内炎ができてしまったときには過労を避け、とくに風邪をひいたあとには
多品目の野菜で各種ビタミンを補おう。できるだけ身体を温めることも有効で、
今の時期なら大根や白菜、ねぎなどを使った料理を食べるとよい。対症療法と
しては、抗菌・抗炎症成分、抗ヒスタミン成分が配合されている軟膏や患部に
直接貼り付ける貼付(ちょうふ)剤があるので、病院や薬局で相談してみよう。

 体力が落ちているというサインが口内炎。こんなときは、休日をゆっくり過
ごしたり早めに帰宅するなど、体と心のいたわりを優先することが最良の「薬」
になりそうだ。
 なお、大きな潰瘍が頻繁にできたり治りが悪いときには、ベーチェット病な
どの病気が隠されていることもあるため、医療機関を受診した方がよいだ