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230台頭する「食のナショナリズム」と自給小国・日本
   の米作りの関係は?

231IPA豊富なくさやは血管の病気を防ぐ!
2321日のパワーは朝食で!
233トウモロコシがスイートコーンと呼ばれる訳は?
234蒸し暑い時期のコメのおいしい保管法―野菜室がベスト!
235旬のレタスは加熱でたっぷり
236思考を修正してストレスから脱却



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■思考を修正してストレスから脱却
 過剰なストレスが続くと、心だけでなく体への悪影響も生じる。腹痛や腰痛
などの痛みを伴うものだけでなく、血圧の上昇や血液が固まりやすくなるなど
変化に気づきにくい変調が生じることもある。放置しておくと、重大な病気に
つながることさえある。このごろイライラしやすくなったと思う人は、普段の
思考を振り返って、自分が陥りやすい思考過程を修正すると楽になりそうだ。

 私たちは日々、イライラだけでなく不安や怒り、困惑などどうしても避けら
れない感情と戦わざるを得ない局面にたたされるものだ。そんなとき、うまく
感情を整理できればストレスをため込まずに済む。基本的に「感情は考え方に
影響される」ので、自分なりの思考法を身につけよう。

 しかし、性格や思考過程は人それぞれ。おまけに長年かけて培われたものだ
けに変えるのは難しいかもしれない。しかし、ストレスをため込まない方法な
ら試す価値はあると「考えよう。まずはそう「考える」ことが第一歩なのだ。

 さて、ストレスがたまってくると誰しも極端な考え方に走りがちだ。そんな
ときには自分の考えに反証してバランスをとってみる。「性格や思考過程を変
えるのは難しい」と思ったら「変えられる可能性はある」、「慣れない仕事を
任されて嫌だな」と思ったら「慣れない仕事だからこそスキルアップのチャン
ス」という具合い。ちょっとした「反証ゲーム」感覚でやってみてもよい。

 それを繰り返していくうちに、いつも自分が陥って結果的にストレスを増幅
してしまう思考パターンが見えてくる。すると、効果的に感情の抑制ができる
ようになりストレスをうまく逃がせるようになる。“心の力”が育ったのだ。

 もう一つ、リラックス法も大切。困った事態にぶつかったときには、たいて
い呼吸が浅くなっているものだ。いすに座ったまま上体をまっすぐに保ち、す
ぼめた口から息をすべて吐き出す、ゆっくりと鼻から息を吸い込む。肺でな
く、お腹に空気をためるように、これ以上吸い込めない状態になったら、息を
止める、苦しくなったら口をすぼめて少しずつ、なるべく長い時間をかけて息
をはき出す。この呼吸に集中して、何回か繰り返す。すると、血液中の酸素が
増えて脳まで運ばれるのでリフレッシュする。試してみていただきたい。