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■姿勢を矯正すると疲れにくくなる! ★姿勢がゆがむと、見た目が良くないし背骨や内蔵にも負担がかかってくる。 また、太ると筋肉が体を支えきれなくなって、歩行時におなかがせり出す姿 勢になる。その結果、バランスが崩れてゆがみもより大きくなる。そうなら ないように、良い姿勢作りに役立つ情報を紹介しよう。 良い姿勢とは、ま横から見ると耳、肩、太ももの付け根、膝、くるぶしを結 んだラインを一直線に保てることだ(すると、背筋が自然なS字カーブを作る) 。自分でチェックするのは難しいが、普段の姿勢を家族に聞いてみるとよいだ ろう。また、椅子に座ったときに背もたれに寄りかかってしまう場合は、姿勢 がゆがんでいる可能性が高い。首や肩、腰が痛い場合にはゆがみが進んでいる かもしれない。 では、どうすればきれいな姿勢づくりができるのだろうか。外出時にはひざ をのばして歩幅を大きくとり、かかとから着地してつま先で軽くけって歩こう 。女性は背骨の湾曲が強くなるハイヒールをやめて、歩きやすい靴に変えてみ ては。最近は正しい姿勢で歩ける靴が出ているので、そういうものを使ってみ るのも良いだろう。 また、信号待ちや家事はつま先立ちで、歯磨きは片足立ちで、椅子に座ると きには背もたれに頼らない、モップではなく雑巾がけをするなどを意識的に続 けていただきたい。中年期以降は加齢や運動不足で筋力が衰え、姿勢が悪くな ってしまう。そのまま放置すれば、骨や関節にも過度の負担がかかって膝の関 節の軟骨がすりへってしまう原因にもなる。そうでなくとも骨粗しょう症で骨 がもろくなりやすい年齢に突入しているだけに、姿勢の矯正は急ぎたい。 まずは、正しい歩き方を意識的に続けて、体に覚えさせることが大切だ。す っと背筋を伸ばして、サッサと歩く。姿勢が良くなれば、疲れやすさや肩こり 腰痛も緩和される。そして不思議なことに、気持ちまで若返ってくる。日常的 に姿勢に注意を払ってみよう。 |
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