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■アレルギー性鼻炎患者が急増中、秋にくしゃみが 続く人は要注意! ★秋にくしゃみや鼻水が止まらなくなる人は、アレルギー性鼻炎の可能性があ る。この病気、大人の2割は罹っており、子どもではもっと多くなるという 調査結果がある。春先にスギ花粉症で悩む人は多いが、実は秋にもイネ科の 植物やブタクサ、ヨモギなどの花粉でアレルギー鼻炎に罹る人が多いのだ。 アレルギー性鼻炎の症状や対策を紹介しよう。 アレルギー性鼻炎とは、鼻の粘膜でアレルギー反応が起こる病気だ。くしゃ み、鼻水などが止まらなくなり、鼻の血管が拡張して鼻づまりが起こる。その ため、日中にボーッとすることもある。もちろん、つらいだけで直接命に関わ る病気ではない。しかし息苦しさから口呼吸になりがちで、ウィルスや細菌が のどの粘膜に付着して風邪などを発症しやすくなる。 秋になってから鼻の具合が悪くなったという人は、検査を受けてみてはいか がだろうか。簡単なのは耳鼻咽喉科で「スクラッチテスト」を受けることだ。 このテストは、腕にブタクサ、ヨモギ、ハウスダスト、スギなどのアレルギ ー原因物質のエキスをたらして、その部分に細いハリで浅く傷をつけて皮膚の はれや発赤(皮膚の赤いはれ)を見るだけ。自身のアレルゲンの傷はみるみる反 応するのでちょっと驚いてしまう(かゆみも出現)。時間は15〜20分ほどで、検 査料だけなら非常に安い。 鼻炎の原因となっているアレルゲンが分かれば、生活上の注意点も見えてく る。ブタクサやヨモギならば秋でも外出時にはマスクをする、アレルギーに悪 影響があるとされるタバコの煙を遠ざけるなど対応が可能になる。また、抗ア レルギー作用のあるビタミンB6(レバー、鶏ムネ肉)やα-リノレン酸(海藻やシ ソ)、カテキン(緑茶)を意識してとってみるのもいいだろう。 また、規則正しい生活やバランスのとれた食生活、軽い運動もよいといわれ ている。秋は果物がたくさん出回るが、ビタミンCは免疫力を高めるといわれ ているので、食前(カロリーオーバーを防ぐため)に召し上がれ。 |
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