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■夏の生ものには白ワイン―強い殺菌効果で 食中毒予防だ! ★ワインは食事の味を引き立てるだけでなく健康効果への期待もあり、市場は ここ10年で約2倍に成長している。食中酒として定着しただけでなく「ポリフ ェノール2倍ワイン」なども出て、健康を意識する中高年を中心に日常酒とい う位置づけになった。 ワインには眼病予防に効果があるという学会発表もあり、健康への期待がふ たたび高まっている。ワインにはどんな力があるのだろうか。 今年の4月、日本眼科学会で赤ワインなどに含まれるレスベラトロールに目 の血管拡張機能があることが発表されて話題を集めた。成人の失明原因第1位 の糖尿性網膜症(年間約3000名が失明)など血流障害による眼病予防効果が期待 できるとのことだ。糖尿病患者は全員が予備軍という病気なので、さらに詳細 な研究結果の発表が待たれる。 ここで、赤ワインと白ワインの最も特徴的な健康効果を紹介しよう。 ●赤ワイン <抗酸化作用が強い「ポリフェノール効果」> 悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防する。原料品種ではカベ ルネ・ソーヴィニヨンとネビオロのワインはポリフェノール含量が多い。 ●白ワイン <抗菌作用が強い「有機酸効果」> サルモネラ菌と大腸菌を殺菌する効果が確認されている。つまり、夏に刺身 などの生ものを食べるときには白ワインがおすすめ。 では、ワインの適温はというと赤は15〜20度、白は5〜10度だが、夏は赤も 冷やしたほうがおいしいこともある。また、肉には赤、魚には白といわれるが お好みでいいのでは。筆者は季節野菜の天ぷらを塩で食べながら、よく冷やし た白ワインを飲むのが好きだ。自分なりのワインの楽しみ方を見つけると、食 事も楽しくなる。 ワインは健康効果が大きく食事がおいしくなるからといって、飲み過ぎては 料理の味もわからなくなるし、健康にも悪影響を及ぼす。グラス2杯(200ml) が上限と考えよう。さらに、まったくお酒を飲まない休肝日を週に2日は設け よう。 年齢が進むほどアルコールの代謝能力が低下することを、くれぐれもお忘れ なく。 |
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