132大豆イソフラボン豊富なおからは長寿食だ!
133年末年始の健康管理 これだけは気をつけよう!
134生活習慣の改善で内臓脂肪症候群を回避しよう!
135正月の膳に欠かせないレンコンには、栄養素と
      機能性成分が豊富!

136風邪予防には長ネギの硫化アリルがもってこい!
137いまや中年男性の5人に1人! 前立腺肥大症を
     早期に発見するポイント

138卵への誤解
     ―じつは生活習慣病を予防する機能性食品―

 



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年末年始の健康管理 これだけは気をつけよう!

★ 「極月(ごくげつ)」という12月の別称通り、今年も最終盤という感じだが、
 皆さまは元気でお過ごしだろうか。この時期は仕事が忙しくなるうえに、忘
 年会やクリスマスパーティ、帰省などの予定が目白押し。こんな時期だから
 こそ体をいたわって健やかに楽しく過ごしたいものだ。今回は年末年始を元
 気を過ごすための情報をお届けしたい。


 まず気をつけなければいけないのは暴飲だ。飲酒をすると、細胞内の水分が
失われて脳梗塞発作の原因になったりするので、酒席の前には水や牛乳などを
たっぷりと取っておこう。こうしておけば、血中のアルコール濃度が急上昇し
ない。

 また、食べながら飲むと胃からのアルコール吸収が減るので悪酔いしにくい
ようだ。人間、飲み過ぎると理性的判断が鈍って失敗しがちだ。とにもかくに
も、理想の酔い方は「ほろ酔い」と心得よう。

 次に季節柄、用心が必要なのは風邪だろう。外出後の手洗い・うがいを欠か
さず、睡眠をたっぷりとって体を休めよう。栄養バランスのとれた食事をして
抵抗力が落ちないようにすることが大切だ。また、満員電車に乗るときや人ご
みに行くときにはマスクをしてのど粘膜を保護しよう。風邪を引いてしまった
ときには、咳やくしゃみで飛沫を飛ばさないようにマスクを着用する心遣いも
必要だろう。

 さらに帰省や旅行で長時間、乗り物に乗るときには、足に血栓ができる場合
があるので要注意だ。乗り物から降りたときに、この血栓が血流に乗って移動
して肺や脳の血管を詰まらせて肺梗塞や脳梗塞を起こす恐れがある。足のマッ
サージやこまめな水分補給で血栓ができないようにしたい。

 最後になったが、年末年始はついつい食べ過ぎて太ってしまいがちだ。その
ため、正月明けに血圧や血糖値が悪化する人も多いという。増えすぎた体重を
減らすのも結構大変なので、生活習慣病予防のためにゆっくりと適量を食べる
ように心がけよう。

 今年も残すところ2週間ほどだ。慌ただしい日々がしばらく続きそうだが、
二日酔いや体調を崩してダウン、などということがないようにしたい。


            

                       
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