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181生活習慣病予防に新ニンジンの色素パワーを
      利用しよう!

182軟骨と筋肉を丈夫に!加齢や肥満で痛み出す
                                                        関節の予防法

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184食事、睡眠、運動が3本柱――生体リズム健康法で
                                                    規則正しい生活を!

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      も安泰!                         



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■軟骨と筋肉を丈夫に!加齢や肥満で痛み出す
                                  関節の予防法
★私たちの体には68個の関節がある。関節内の骨の両端を覆っている弾力性の
 ある軟骨は、関節が動くときの骨と骨の摩擦を軽減するクッションの働きを
 する。ところが、この軟骨を構成している物質が加齢や肥満などによって作
 られにくくなり、痛みなどのトラブルが発生してしまう。とくに多いのは40
 代半ばから急増する膝の関節痛だ。痛む前に、関節を丈夫に保つ方法を探っ
 てみたい。

 
 関節(膝・肘・手首足首)の痛みが起こる病気の代表は「変形性関節炎」だ。
軟骨が擦り減ったり、加齢によってもろくなったりして起こる。筋肉の衰え
で軟骨に負担が増すために痛みがひどくなる場合もある。

 とくに膝は複雑な構造をしており、体重を支えながら日常的に使うためにス
トレスも大きくなる。肥満は膝の関節や軟骨の大敵なのだ。また、姿勢の悪さ
でも膝にかかるストレスが大きくなる。

 では、軟骨を丈夫に保つにはどうすればよいのか? 日ごろからよく歩いた
り水中ウォーキングをしたりと、太ももの筋肉を鍛えて軟骨に負担がかからな
いようにしておくことが大切だ。

 また、軟骨には水分が80%も含まれているので水分保持成分「プロテオグリ
カン」の補給が重要になる。この成分を作る栄養素が含まれている身近で安価
な食品が牛乳だ。ほかにもグルコサミンやコンドロイチンなどの摂取が有効だ
が、カニやエビの甲羅、フカヒレとなると日常的には食べられない。骨強化成
分のカルシウム補給も兼ねられる牛乳がよさそうだ。

 元気に長寿社会を生きるには、関節をいたわらなければならない。長い年月
にわたって使い続けるために、中年期から肥満を予防し、姿勢よく生活しよう。
靴のクッションが悪いと膝に負担がかかるので、衝撃を吸収する靴を履くよう
にしたい。

 最近はスポーツメーカーから背広にも合うおしゃれなウォーキングシューズ
が出ているので、使ってみてはいかがだろう。衝撃吸収力もあり、下半身の筋
肉運動量が増えるシェイプアップ・シューズもおすすめだ。