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■春を告げるシラスは骨の強化に絶好の食品 ★相模湾では春を告げるシラス漁がはじまった。やわらかな陽射しを金色に跳 ね返す海では、暖かさが増すにつれてシラスの来遊が増加する。全国的にも シラス漁が解禁され、各地の浜には活きのよいシラスが揚がっている。 シラスとは一般的にはカタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシの稚魚をさ す(現在はほとんどがカタクチイワシ)。相模湾では、水温が17℃を超える沖合 いで孵化してから1〜2カ月たって30mm程度に成長したものが網にかかる。 この獲れたてのピチピチ踊るシラスは透明で、食べるのが惜しいほどきれい だ。ただし、漁港付近でしかお目にかかれない「地元の味」だろう。日ごろ私 たちが口にしているのは加工された白いシラスだ。加工品にはいくつか種類が あるが、シラスはどのように加工されて食卓に届くのだろうか(名称は地域に よって若干異なる)。 ●たたみイワシ:生のまま調味せずに型枠に入れ、すだれに載せて板状に天日 干ししたもの(かつて、い草の畳表を使って干していたので その名が付いた)。 ●釜揚げシラス:新鮮なシラスを塩ゆでし、湯切りしたもの ●シラス干し :釜揚げシラスを天日で生干ししたもの ●ちりめん :釜揚げシラスを十分乾燥させたもの 生シラスはもちろん、どの加工品にもカルシウムとビタミンDが豊富に含ま れており、骨強化には絶好の食品だろう。たたみイワシとシラス干しには「肝 臓と皮膚のビタミン」「成長促進のビタミン」と呼ばれるビタミンB2と鉄も豊富 に含まれる。 幼児からお年寄りまで手軽に食べられる食品なので、常備しておけば副菜や 酒肴、おやつとしても大活躍する。素材の味と磯の香りが生きていて、どれも 本当においしい海の恵みだ。 ところで、陸に上がったシラスは見たことがある人は多いだろうが、泳ぐシ ラスはどうだろう。以下のアドレスに写真と動画があるのでご覧あれ。 [関連ページ] ●神奈川県水産技術センターのホームページ http://www.agri.pref.kanagawa.jp/suisoken/mailmag/pic_093_1.html |
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