豆知識<健康>

コショウは「薬になるスパイス

錦繍(きんしゅう)を愉しむ

栗を食べるなら渋皮まで食べよ
 う!


おいしい米はコシヒカリのみに
 あらず

体温を上げて免疫力アップ

紫イモのアントシアニンで
  健康増進


西洋梨で秋の味を先取り

木綿と絹はどう違う?−豆腐の
  はなし


スイカは成人病予防に効果あり

紫外線は白内障の原因になる

泳ぐ二枚貝ホタテ
 

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紫外線は白内障の原因になる

 8月は海水浴など戸外に出る機会が多くなり、紫外線を浴びる時間が長くな
りがちだ。紫外線の肌へのダメージはよく知られ、日焼け止めクリームなどで
防止策をとっているようだが、目への悪影響を忘れてはならない。強い紫外線
は角膜の奥にある水晶体を傷つけ、視力の低下や白内障を引き起こすのだ。

 特に目に悪さをする紫外線はB波だ。4月から9月は1年中で最もB波が増
える時期ときては、何らかの予防策を講じないわけにはいかない。まずはツバ
の広い帽子をかぶること。男性は通勤や外回り時に帽子は抵抗があるかもしれ
ないが、そんな人はなるべく日陰を歩くように心がけよう。女性には、目だけ
でなく首や腕まで保護できる日傘がおすすめだ。

 もう一つ有効なのはサングラスの着用。かつては運転中のまぶしさ防止やオ
シャレの小道具だったが、今では春から夏にかけての必需品といえそうだ。た
だし、サングラスならどんなものでも良いというわけではない。条件は3つ。
(1)顔の側面にフィットして隙間の少ないもの(隙間から入った紫外線が、
サングラスの裏面に反射して目に入る危険性が増すから)。(2)レンズの色
はなるべく薄いもの(色が濃いサングラスでは瞳孔が大きく開くため、紫外線
がより多く瞳に侵入してしまうから)。(3)レンズはUVカット効果のある
もの。これらの条件を満たしていれば紫外線の目へのダメージはかなり抑えら
れる。

 それに加えて、今の時季は紫外線で弱りがちな目をいたわる食生活を重視し
たい。ビタミンA(緑黄色野菜や海藻類)、C(果物や野菜)やE(ウナギ、
大豆、ナッツ類)を上手に摂取しよう。最後にサンスクリーン剤の意外な落と
し穴を紹介しておきたい。目の周りに塗ったクリームやローションに紫外線が
反射して目に入ってしまう危険が生じるのだ。日焼け止めを塗ったときには、
帽子や日傘、サングラスで目の周りに日光が当たらないようにご注意を。